ようちえん絵本大賞とは、(公財)全日本幼稚園幼児教育研究機構が、2009年から「子どもに読み聞かせしたい絵本」「お父さん・お母さんに読んでほしい・お勧めしたい絵本」を基準として、毎年絵本を選考しています。
記念すべき第1回目には、はらぺこあおむしや、はじめてのおつかいなど、誰もが知っている人気絵本が選ばれています。
ようちえん絵本大賞
みんなのおすし
ちょっと変わったおすし屋さんに集まるお客たち。
話が進むとどんどん不思議な展開に!次はどうなるの?とページをめくることが楽しくなる絵本。
そらからきたこいし
まず驚くのは絵の美しさ。鉛筆と木炭で描かれた星空が息をのむほど美しい。
主人公のハナが見つけた浮かぶ小石からはじまる物語は、子どもも大人もワクワクすること間違いなし!
ぼくたちはみんな旅をする
講談社のかがくのとびらシリーズから出ている絵本。
この物語に出てくる話は全て本当の話。25種類もの動物たちの物語は大人でも興味深いものです。
対象年齢は7歳~8歳で、少し難しい話も出てきます。
の
なんだかとても不思議な絵本。でもどんどんその世界に引き込まれていく絵本。
わたしので始まってわたしに戻る。ぜひ1度読んでみてください。
ほら、ここにいるよ このちきゅうでくらすためのメモ
この絵本は絵本作家のオリヴァー・ジェファーズが、誕生したばかりの息子さんに向けて作られたそうです。
ぼくらの住んでいる地球ってどんなところなのか。生きていることの素晴らしさを教えてくれます。
とんでいった ふうせんは
「認知症」という難しいテーマを描いた絵本。
おじいちゃんは、思い出というふうせんをたくさん持っている。でもその思い出の風船が一つずつ飛んでいってしまう。
その出来事をどう捉えていくのか、切なくも心が温かくなる絵本。
わすれもの
ベンチに忘れられた羊のぬいぐるみ。その前を通る人や動物たちの交流の絵本。
ぼくは忘れものだから迎えがくるんだ!と、仲よしの女の子の迎えを待つ羊が愛らしい1冊。
はじめまして
細かな美しいイラストが印象的。色鉛筆で描かれているようで、とても柔らかいタッチで見ていると癒されます。
かいちゅうでんとう
福音館書店のふしぎなたねシリーズの絵本。
イラストが全て真っ暗で、懐中電灯で照らした光景がとてもリアルに描かれています。
子どもって懐中電灯好きですよね。懐中電灯で暗闇の中を探検する兄弟の姿が微笑ましい1冊。
うし
牛が後ろを振り返ったら…。牛がいた。
と、永遠に続くこの絵本。3歳以上の子どもにバカうけしそう…。最後の一言も面白い!ユーモアたっぷりの絵本。
まめまめくん
いつも1人でいる豆粒サイズのまめまめくん。小学校になって自分と周りが違うということに初めて気づいて…
という絵本。
自分と他の子の違いを気にする子どもにぜひ読んでほしい1冊。
なまえのないねこ
ぼくはねこ なまえのないねこ。から始まるこの絵本。
名前のある猫たちが羨ましいと自分の名前を探し初めます。
最終的に、名前が欲しかったのではなく、名前を読んでくれる人が欲しかったんだ!という気付きに、色々なことを重ねて考えさせられる絵本でした。
でんせつのじゃんけんバトル
誰でも知っている「じゃんけん」についてユーモアたっぷりに描かれている絵本。
戦うことや競うことが好きな子にはぴったりな絵本。
蜜蜂さん ありがとう
四季を通した蜜蜂と人との関わりが描かれている絵本。
命のつながりを表現しているこの絵本を読んだら、子どもたちも何か感じるところがあるのでは?
著者の野田章子さんはなんと95歳!しかも今回の作品が作家デビューなのだとか!そちらの情報にも驚きました。
ぽちっとあかいおともだち
ホッキョクグマと女の子の友情、親子の愛情に心温まる絵本です。
イラストがとても可愛らしい。